平成27年春期試験問題 午前Ⅱ 問14

品質の定量評価の指標のうち,ソフトウェアの保守性の評価指標になるものはどれか。

  • (最終成果物に含まれる誤りの件数)÷(最終成果物の量)
  • (修正時間の合計)÷(修正件数)
  • (変更が必要となるソースコードの行数)÷(移植するソースコードの行数)
  • (利用者からの改良要求件数)÷(出荷後の経過月数)
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分野:マネジメント系
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトの品質
解説
ソフトウェア品質特性について定めたJIS X 0129では、保守性を「修正のしやすさに関するソフトウェア製品の能力」と定義しています。つまり保守性の度合いは、そのソフトウェアを修正するために要するコストの高低によって決まるということになります。したがって修正1件当たりに要した時間を表す「イ」の式が評価指標として適切です。
  • 残存バグ数の割合を表す式なので、信頼性の評価指標です。
  • 正しい。保守性の評価指標です。
  • 別環境への移植に際して変更が必要となるソースコードの割合を表す式なので、移植性の評価指標です。
  • 月当たりの改良要求件数を表す式なので、機能性の評価指標です。
是正若しは向上,又は環境の 変化,要求仕様の変更及び機能仕様の変更にソフトウェアを適応させることを含む

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