令和2年秋期試験問題 午前Ⅱ 問12

品質の定量的評価の指標のうち,ソフトウェアの保守性の評価指標になるものはどれか。

  • (最終成果物に含まれる誤りの件数)÷(最終成果物の量)
  • (修正時間の合計)÷(修正件数)
  • (変更が必要となるソースコードの行数)÷(移植するソースコードの行数)
  • (利用者からの改良要求件数)÷(出荷後の経過月数)
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分野 :マネジメント系
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトの品質
解説
ソフトウェア品質の主な特性とその意味は次のとおりです。
  • 機能性 - 必要性に合致する機能を提供する能力
  • 信頼性 - 指定された達成水準を維持する能力
  • 使用性 - 理解、習得、利用でき、利用者にとって魅力的である能力
  • 効率性 - 使用する資源の量に対比して適切な性能を提供する能力
  • 保守性 - 修正のしやすさに関する能力
  • 移植性 - ある環境から他の環境に移すための能力
JIS X 0129-1(ソフトウェア製品の品質)の定義によれば、保守性は「修正のしやすさに関するソフトウェア製品の能力」とされています。つまり、保守性が高いかどうかは、そのソフトウェアを修正する際にどれだけのコストがかかるかによって判断されます。
  • 残存バグ数の割合を表す式です。信頼性の評価指標に該当します。
  • 正しい。修正1件当たりに要した時間を示す式です。ソフトウェア修正にかかるコストを表すため、保守性の評価指標として適切です。
  • 移植時に変更が必要なソースコードの割合を示す式です。移植性の評価指標に該当します。
  • 月当たりの改良要求件数を示す式です。機能性の評価指標に該当します。

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