令和4年秋期試験問題 午前Ⅱ 問19

バックアップサイトを用いたサービス復旧方法の説明のうち,ウォームスタンバイの説明として,最も適切なものはどれか。

  • 同じようなシステムを運用する外部の企業や組織と協定を結び,緊急時には互いのシステムを貸し借りして,サービスを復旧する。
  • 緊急時にはバックアップシステムを持ち込んでシステムを再開し,サービスを復旧する。
  • 常にデータの同期が取れているバックアップシステムを用意しておき,緊急時にはバックアップシステムに切り替えて直ちにサービスを復旧する。
  • バックアップシステムを用意しておき,緊急時にはバックアップシステムを起動して,データを最新状態にする処理を行った後にサービスを復旧する。
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分野:マネジメント系
中分類:サービスマネジメント
小分類:サービスの運用
解説
冗長構成のシステムが予備系に切り替える方式は、予備系システムの待ち状態によってホットスタンバイ、ウォームスタンバイ、コールドスタンバイに分類することができます。復旧に要する時間が短い順に、ホット⇒ウォーム⇒コールドです。
ホットスタンバイ(即時復旧・高速復旧)
予備系にも主系と同じシステムを起動し、データを同期をしておくことで、障害発生時に即座に予備系に切り替えることができる方式。場所・機材・データの3つの用意が必要となる
ウォームスタンバイ(中間的復旧)
予備系の機材を用意してシステムの設定を済ませ、電源をONにしておくが、業務システムは起動せずに待機させておく方式。場所・機材の用意が必要となる
コールドスタンバイ(段階的復旧)
復旧用に場所だけを用意しておき、非常時には予備系の機材を持ち込んでシステムを再開する方式
  • 相互協定の説明です。
  • コールドスタンバイの説明です。
  • ホットスタンバイの説明です。
  • 正しい。ウォームスタンバイの説明です。

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