平成22年春期試験午前問題 午前Ⅰ 問5

午前Ⅰ 問5解説へ
あるシステムでは,平均すると100時間に2回の故障が発生し,その都度復旧に2時間を要していた。機器を交換することによって,故障の発生が100時間に1回になり,復旧に要する時間も1時間に短縮した。機器を交換することによって,このシステムの稼働率は幾ら向上したか。

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分野:テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの評価指標
ある期間の実績から稼働率を求める問題です。稼働率は「MTBF÷(MTBF+MTTR)」で求めます。※MTBFは平均故障間隔(連続稼働時間の平均値)、MTTRは平均修復時間です。

機器を交換する前は、100時間に2回の故障が発生し各復旧に2時間かかったので、100時間のうち稼働時間は96時間、復旧時間は4時間です。
  • MTBF:96時間÷2=48時間
  • MTTR:2時間
  • 稼働率:48時間÷(48時間+2時間)=0.96
機器交換後は、故障が1回になり、復旧時間も1時間に短縮したので、100時間のうち稼働時間は99時間、復旧時間は1時間です。
  • MTBF:99時間÷1=99時間
  • MTTR:1時間
  • 稼働率:99時間/(99時間+1時間)=0.99
したがって、機器を交換することでこのシステムの稼働率は 0.03 向上したことになります。

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