平成29年春期試験問題 午前Ⅱ 問11

アジャイル型開発プロジェクトの管理に用いるベロシティの説明はどれか。

  • 開発規模を見積もる際の規模の単位であり,ユーザーストーリー同士を比較し,相対的な量で表すものである。
  • 完了待ちのプロダクト要求事項と成果物を組み合わせたものをビジネスにおける優先度順に並べたものである。
  • 定められた期間で完了した作業量と残作業量をグラフにして進捗状況を表すものである。
  • チームの生産性の測定単位であり,定められた期間で製造,妥当性確認,及び受入れが行われた成果物の量を示すものである。
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分野:マネジメント系
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトのコスト
解説
ベロシティ(velocity)は、イテレーション当たりの開発量を実測した値です。つまり、開発チームの生産性を表す指標です。これは、開発チームが1回のイテレーションで完了させたユーザーストーリーのストーリーポイントの合計値として表されます。ベロシティは毎回のイテレーション終了時に計測され、必要となるイテレーションの回数やリリース日の見積もりに使用されます。

したがって「エ」が正解です。
  • ストーリーポイントの説明です。
  • プロダクトバックログの説明です。
  • バーンダウンチャートの説明です。
  • 正しい。ベロシティの説明です。

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