令和7年秋期試験問題 午前Ⅱ 問15

スクラムを適用している開発において,スプリントの途中で開発チームだけの判断で変更できるものはどれか。

  • スプリントゴール
  • スプリントバックログ
  • 品質
  • プロダクトバックログ
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分野 :テクノロジ系
中分類:ソフトウェア開発管理技術
小分類:開発プロセス・手法
解説
  • スプリントゴールは、スプリント計画時にプロダクトオーナーと開発チームが合意して定めるスプリントの唯一の目的です。変更の際には、プロダクトオーナーと交渉して、スプリントバックログのスコープを調整する必要があります。
  • 正しい。スプリントバックログは、スプリントゴールを達成するために作成される、開発者による開発者のための計画です。開発チームが作業の進捗や状況の変化を反映しつつ、スプリントの期間を通して調整・変更することが認められています。
  • スクラム開発では、品質基準を満たすインクリメントの状態が「完成の定義」として定義され、開発者はこれを忠実に守る必要があります。完成の定義は各インクリメントごとに定められ、開発チームの都合により変更することは許されません。
  • プロダクトバックログの管理責任はプロダクトオーナーにあり、優先順位や内容の最終決定権は常にプロダクトオーナーがもちます。開発チームだけの判断で内容を変更することはできません。

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