令和7年秋期試験問題 午前Ⅱ 問7

図1に示すプロジェクト活動は,作業Cの終了がこの計画から2日遅れたので,このままでは当初に計画した総所要日数で終了できなくなった。
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作業を見直したところ,作業Iは作業Gの全てが完了していなくても開始できることが分かったので,ファストトラッキングを適用して,図2に示すように計画を変更した。計画変更後の総所要日数は当初計画と比べてどのように変化するか。
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  • 4日減少する。
  • 2日減少する。
  • 1日増加する。
  • 2日増加する。
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分野 :マネジメント系
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトの時間
解説
当初の予定ではクリティカルパスは「A→C→G→I→J」で総所要日数は33日です。
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作業GをG1とG2に分解し、作業G2を作業Iと並行して進める場合、アローダイアグラムは下図のように変わります。G→Iの作業日数はファストトラッキングにより4日短縮されて7日間となりますが、同じく作業Jの開始条件であるF→Gの経路に10日間を要するため、上のルートがクリティカルパスとなります。
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変更後のクリティカルパスは「A→C→F→H→J」で総所要日数は34日です。このため、計画変更後の総所要日数は、当初計画の33日から1日増加することになります。したがって「ウ」が正解です。

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