平成30年春期試験問題 午前Ⅱ 問6

図1に示すプロジェクト活動について,作業Cの終了がこの計画から2日遅れたので,このままでは当初に計画した総所要日数で終了できなくなった。
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作業を見直したところ,作業Iは作業Gの全てが完了していなくても開始できることが分かったので,ファストトラッキングを適用して,図2に示すように計画を変更した。
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この計画変更によって,変更後の総所要日数はどのように変化するか。

  • 当初計画から4日減少する。
  • 当初計画から2日減少する。
  • 当初計画から1日増加する。
  • 当初計画から2日増加する。
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分野 :マネジメント系
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトの時間
解説
当初の予定ではクリティカルパスは「A→C→G→I→J」で総所要日数は33日です。
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作業GをG1とG2に分解し、作業G2を作業Iと並行して進める場合、アローダイアグラムは下図のように変わります。G→Iの作業日数はファストトラッキングにより4日短縮されて7日間となりますが、同じく作業Jの開始条件であるF→Gの経路に10日間を要するため、上のルートがクリティカルパスとなります。
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変更後のクリティカルパスは「A→C→F→H→J」で総所要日数は34日です。このため、計画変更後の総所要日数は、当初計画の33日から1日増加することになります。したがって「ウ」が正解です。

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